東椎屋の滝2012年10月11日 23時04分

次は九州の華厳とも呼ばれる日本の滝100選の一つ、東椎屋の滝に行きます。国道500号線を南下していると、右手に入口の案内標識が見えます。すぐ右折。
上の最初のカーブを曲がり次のカーブに目を向けたとき、左手にこんもりとした森が見えます。大きな木が見えます。
しばらく道なりに走ると、料理屋さんが見えて、それを過ぎると、有料の駐車場があります。二輪車は100円でした。おばあさんが料金を徴収していました。右手が滝へと続く入口です。

しばらく杉木立の中の道を下ります。西椎屋の滝に行った足からすれば、チョウ楽ちんです。ただスニーカーかローヒールは必要でしょう。

木立を抜けると、ちょっと広めの渓谷風になり、崖下の道を歩きます。濡れていると滑るかもしれません。

ここまで急流があったのでしょうか。

やがて広い場所に出ました。向こうのほうから滝の音が聞こえます。ゴーという音。気がはやります。

足元に気を付けながら歩いていくと、木々の間から滝の姿が見えました。おーと声が出ます。

ちょっと足元が危なくなってきました。苔のないところを選んで歩きます。

もう少し。

滝全体が見えてきましたが、まだ欲求不満です。

何とか滝壺の縁までたどり着きました。落差85mです。堂々たる姿です。これぞ滝。

下のほうは苔がきれいです。

私は滝のこの部分が好きです。

上を見上げれば、石の種類が違うそうです。次から次へと水が落ちてきます。ついでに水滴も。夏だったらさぞ気持ちのいいことでしょう。

周りはこういう石がたくさん落ちています。

滝壺はちょっと深そうです。夏はここで泳げるのだそうです。(駐車場のおばあさんに聞いた話)
満足、満足。じゃあ次行きますか。
帰りは水の流れを見ながらゆっくり帰ります。

穴が中まで続いていたらちょっと怖いかも・・・

このあたりで、チャポンチャポンという音が聞こえていました。水の中から出ている音です。ボコボコボコとかいろんな音がします。

上のような模様になるにはどのくらいの時間がかかったのでしょうか。

ちょっと日がさしてきました。喜んだのもほんの一瞬すぐ曇ってしまった。

水の流れはほとんど感じません。
この後はまた杉の中の道を少し登って、駐車場に戻りました。入口のところから駐車場を見たところです。右手の建物の横にバイクを置いています。おばあさんがいたので、少し話をしました。背筋のぴんとした立ち姿のきれいな方でした。
ここは、幹線から駐車場まで道がしっかりして離合もできるので、三つの滝の中では一番観光客が多いのだそうです。乗用車はもちろんマイクロバスも大丈夫です。観光バスもOKかもしれません。
ここを出た時点で午後2時ちょうどでした。
次は元来た道を院内町のほうへもどり、バイクは給油したあと、福貴野の滝に向かうべく県道50号線へ入ります。


コメント

_ ぱるちゃん ― 2012年10月12日 08時54分

滝シリーズ拝見しました。
どの滝ももの凄い迫力ですね。
東椎屋、読みはひがししいやで良いのですか?
うわ~~行ってみたいですね。
夏場、行ってみたいです。
丸く削られた岩は長年かかって丸くなったのでしょうね。
自然ってすごいですね。

_ ひげ爺 ― 2012年10月12日 09時17分

kiyoさんのバイクでの走りも良いですが健脚が羨ましいです。
駐車場から相当なアップダウンをこなしての滝見学
渓流の様子など本当に楽しく拝見しています。

_ Kiyo ― 2012年10月12日 14時58分

>ぱるちゃんさん、こんにちは。
そうです。「ひがし・しいや」でいいです。「にし・しいや」もあります。
東椎屋の滝が一番行きやすいです。駐車場まで道がしっかりしているし、車を置いて歩くのも平坦ですし、距離も10分くらいでしょうか。ただ靴はスニーカー化、かかとの低い靴がいいです。
紅葉の時期もいいみたいですので、11月中旬から耶馬渓の見学を兼ねていかがですか?
耶馬渓の周辺は渋滞しそうですね。

_ Kiyo ― 2012年10月12日 15時00分

>ひげ爺さん、こんにちは。
西椎屋の滝が一番大変でした。東のほうはたいしたことはありません。
この次紹介する福貴野の滝はその中間でしょうか。滝の裏まで行ったのが、我ながら満足でした。
ご期待ください。

_ サンダーソニアM ― 2012年10月12日 17時09分

そごい迫力と苔の1本、1本も見えます。
写真を大きくして拝見すると自分もその場に立っている錯覚すらします。
辞められませんね~
正しく華厳の滝です。

バイクだからこその遠出でしょうか。
次の滝も楽しみです~

_ Kiyo ― 2012年10月12日 17時24分

>サンダーソニアMさん、こんにちは。
ありがとうございます。
今回はいつもと違って、ニコンのD300にDX17-55mmF2.8という組み合わせで行きました。そのため、かばんに入らないため、ニコンのカメラ用リュックサックに入れて、かついでいきました。
カメラとレンズだけですからそうは重たくなく、バイクのシートにつけたバッグにリュックを預ける形で、運転中も重さを感じずに済みました。
滝まで降りるときも両手が開いているし、着いてからやおらリュックからカメラを出して撮影しました。
やはりカメラとレンズが一段上ですので、撮っていても楽しかったです。
今後はツーリングはこのスタイルで行こうと思いました。
そうですね、今みたいに走り回っているのは、やはりバイクだからだと思います。
滝や棚田の写真集は以前から持っているのですが、なかなか行こうという気になりませんでしたからね。両方とも結構狭い道の果てにあるので、車の置き場所とか行く気をそぐ要素が大きかったみたいです。

_ Layla ― 2012年10月13日 00時34分

おぉー!
いい滝ですねぇー。
私はKiyoさんが欲求不満と言っている辺りの
風景が結構好きです。

いやぁ~、座り込んで一日見ていたいですね。

_ Kiyo ― 2012年10月13日 06時51分

>Laylaさん、おはようございます。
なんだか、滝壺を見たくて前へ前へと進んでしまいました。
細かい水滴が周囲を飛び回っていますから、いつの間にか
カメラやレンズに水滴がついています。
体にも服にも水滴が、ふんわりまとわりついています。
夏ならおすすめです。

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