棚田めぐり2013年04月27日 19時32分

4月26日金曜日、一日休暇を取ってゴールデンウィークを先取りしました。ちょっと気になっていた棚田の様子を見に行ってきました。
まず、福島の土谷棚田から。道路の温度標識が13,5度を示しており、おまけに風が強くて冬並みの寒さでした。土谷棚田の駐車場に着きましたが、平日もあって誰もいません。まずバイクを入れた写真を数枚。
棚田全体の写真を。一目見て思うのは水が濁っているということです。ということは田に水を入れたばかりです。ちょっと例年より遅いのでしょうか。
ちょっとアップで。
太陽が雲に隠れると、田の色も少し青っぽくなっていい感じです。
あちこちで耕運機が動いています。苗代づくりを行っています。まだしばらくはかかかりそうです。この間駐車場にマイクロバスが3台来ましたがお年寄りが外に出るや否やバスに戻り、5分もいないで出て行ってしまいました。なんのことやら。
ということで次の大浦の棚田を目指します。前回は場所がわからなくて通り過ぎましたが、今回は手前で曲がります。途中木に白いものがたくさんついた風景に思わず停車します。ビワの実に袋がかけてあります。この前の長崎と袋の色が違いますね。
途中、田を作っている風景に出合いました。海岸がすぐ近くですから、大浦の棚田もすぐ近くだなと思いました。
今度も道を間違ったようで、だんだん道が細くなって、行き止まりかと思いましたが、ついには1mほどの道が上に向かっています。その道を50m位行けば、大きな道が見えています。おまけに左手には下の風景がちらっと見えており頑張って登りました。バイクを止める時足を出すとそこはコンクリートの道が切れて、草の部分。5センチほど低くなっていて、危うくこけそうでした。でもどうにか踏ん張り安全な場所でバイクを止めました。なんと、大きな道路が目の前に走っていました。帰りに分岐のところをしっかり確認したのは言うまでもありません。
バイクから降り、数十m歩いて前後に移動して一番いいなあと思うところで撮りました。でも以前見た写真とはすごし違います。もっといい場所があるんでしょうね。それかもう少しアップで切り取ったか。

真ん中のちょっと上に見えるのが、国民宿舎の建物です。前回のツーリングの時いろば展望台から左手に見えていました。ということで、やはり山一つ越えた反対側でした。
それから最後の玄海町の浜野浦棚田へ移動します。ここも田に水を張っている段階です。全体的にちょっと遅いのでしょうかねえ。
角度を変えると棚田の感じが変わります。
右下のところから上から水が入っています。カフェオレ色がすでに水張りが終わったところです。この後泥が沈んできれいな色になります。水は上から下の田へと流れています。
2年前は5月3日に行ったのですが、その時には田植えはすでに終わっていましたから、この1週間でやってしまうのでしょうか。
この次は夕日の沈むところを撮りたいので、三脚持参です。車で行くことになるでしょう。うまくお天気になるといいのですが。
帰る時点で12時15分です。時間がたっぷりあるので、いつもは通過するだけの呼子町に降りることにしました。呼子町へ向かいます。

呼子町2013年04月27日 20時49分

海岸線を道なりに走って、向こう岸に呼子町が見えてきました。水のきれいさに感激です。
入り道に迷いましたが、どうにか見つけ、海岸通りをゆっくり走りつつ駐車場を探しました。有料の所しか見つからず、路上駐車もはばかられたのでゆっくり走っていると、広い場所があり下の写真のお店に吸い寄せられるように近づいてしまいました。店の左手のほうに数台のバイクが止めてあったので、横に並べて止めました。
満席とのことで10数分待たされましたが、一人なのに4人用のテーブルに案内されました。畳の座敷でした。で、奮発してイカの活きつくり定食を頼みました。2620円。ツーリングにおいて、初めての最高額の昼食です。でも目の前に現れたイカを見て納得。2匹も入っていました。まだ脚は動いていて、つつくと色が変わります。身は透き通っています。
刺身は料理したばかりなので、コリコリしています。でもゲソを天ぷらにしてもらったゲソ天のほうがおいしくかんじました。温かくて少し甘く感じます。おいしかった。これに味噌汁があればこれだけでよかったと思いました。
おなか一杯になったので、バイクはそのままにして、港を歩くことにしました。イカの一夜干しでしょうか。ちょっとあぶって食べたらおいしそうです。
港に入ります。イカ釣り船が多いようでした。水がきれいです。
呼子の町並みです。

クラゲが数匹と、小さいイリコみたいな魚が集団で泳いでいるのが見えました。シャッターを押した瞬間風が吹いて、写っていたのはちり緬皺の水面でした。クラゲは真ん中の少し上に見えます。
海岸とおりを歩くと、お土産用でしょうか。アジのみりん干しが干してありました。
あちこちに路地が見えます。
これは狭くて1,5mほどでしょうか。2階の部分が出っ張っています。
港の奥に、観光船のジーラ(くジーラ)が見えます。
しばらくすると音楽が鳴り、ジーラが出港しました。今日は風が強いので沖ではゆれるでしょうね。
海岸通りをしばらく歩くと駐車場が見えて入ってみると壁がレンガ作りでした
ここから海岸通りと並行した通りを、反対側へ帰ります。看板に「大綱引き通り」とあります。例年TVで紹介されている大綱引きの通りなのでした。
昔の醤油の醸造所の跡みたいです。
途中あらわれた路地。今度は急坂です。長崎か尾道に来た感じです。手すりの洗濯バサミが生活感を表しています。何を干しているのでしょうか。
だいぶ歩いたなあと振り向くと、玄関にヤクルトの文字が。ヤクルト販売所でしょうか。
しばらく歩くとお酒屋さんの店に行き当たりました。道は右のところで曲がってまっすぐ伸びていました。電気ブランというのに興味をひかれました。どのお酒か買って帰ればよかったなあと思いました。ある意味の地酒です。地元の人が飲んでいるお酒。
また細い路地が見えました。奥の方にお寺があるようです。
しばらくして海岸とおりに出ました。昼食の場所のすぐ近くです。その横に交流広場がありました。で、昔の日時計が。
なかなか由緒がありますね。「喜びも悲しみも幾く年月」は、子供のころ映画を見たことがあります。高峰秀子。
今の時間を示しているかと思ってみたのですが、なかなか読むのが難しかったです。もう少し低いか台があってよく見られるようになっているとよかったのですが。
さあ、そろそろ帰りますか。いつもは目の前の呼子大橋を渡って、風の見える丘公園に上るのですが、今日は反対に下の呼子町を訪問しました。
この時点で14時25分。帰りに3時間とみてゆっくり帰ることができます。途中、もう1か所立ち寄って、いつものペースでゆったり走り、家に着いたのが16時50分でした。228,2キロの走行でした。7時35分出発でしたから、およそ9時間15分でした。
午前中はとにかく風が強くて寒かったですが、午後から風もおさまり、寒くなくなりました。
今回のツーリングは棚田が少し早かったことと、呼子の町がいい感じなのがわかってうれしかったです。これからは呼子の町へ度々寄ることにします。