阿蘇ツーリング2013年10月05日 22時02分

もう先週の火曜(10月1日)のことです。お天気がいいのはこの日だけかもと、有給休暇を取って、阿蘇へ行ってきました。いつもは行かない部分の探訪です。
まずは、日田から小国町を過ぎて、阿蘇の手前から標識に従って、押戸石の丘の方へ右折します。マゼノミステリーロードという名前がついています。交通量は平日ということもあって、車数台とすれ違うだけで快適です。道はアップダウンとカーブが連続してバイクで走るのは最高でした。そして標識がありました。左折します。
料金所手前7,800mが砂利道で久しぶりに怖い思いをしました。でも無事到着。料金200円を払い、磁石を借ります。歩いて5分ほどでこの石のところに到着です。高さが3m位ありますか。周りも同じような石がパンフレットによると16個あるそうです。これはその中心になる石で押戸石といいます。てっぺんの真北が北極星の方向だそうです。
料金所で借りた磁石を出して、まず磁針を北に合わせ、石の周りを歩くと、ある点に来ると、磁針がグルっと動きます。また少し行くと反対を向きます。またすすむと何事もなかったように北を指します。単に磁力が出ているだけかもしれませんが、出ている方向が東を向いています。うーーーん、不思議。
周囲は平原がずっと広がっていて、360度の展望です。風が気持ちよかったです。何も音がありません。風の音ばかり。
しばし休憩後、砂利道を慎重に下って、快適な道へ。その後兜岩展望所に出ます。この展望です。目の前にあるのが大観峰。今回は行きません。
右手には阿蘇が。お釈迦様の顔がきれいに見えます。
その後ミルクロードを走って、今回の目的地、ラピュタの道に入ります。いつの間にか下りに入り、目的の風景が見えません。でも今ここがその目的の突端であることはわかります。
この道を見たら、行ってみよう!と思いますよね。で、そのまま坂道を下ります。
こんな風景や、
こんな風景の中を下ります。あ、いいなと思っても写真を撮れずについ通り過ぎてしまいます。
で。一度下まで降りてまた上がってきました。
今度はゆっくり、ススキを撮ったり、
急斜面を撮ったり、
バイクを撮ったりしてゆっくり上がります。
そして、目的の地点へ戻ります。上から降りるときは左カーブなので、バイクは道路の左端を走るので、この風景が見えないのです。それでつい通り過ぎてしまいました。上りはゆっくりなので、ガードレールの横にバイクを止めて、少しあるガードレールのそとのスペースの方へ出て、この写真を撮りました。なかなかいい景色です。ここに雲海が出ると、雲の中に道が浮かび、まるでラピュタの道のように見えることにより、名づけられたようです。
しばらく見ていると、ホンダCB1300SFという大型バイクが降りていきます。さすがにスピードは出せないので、エンジン音がぼぼぼぼぼとこもった音でした。(この写真気に入っています)
相当楽しんだ後、いよいよ帰ることにします。12時過ぎです。おなかも減っていないし、ということで、コーヒーでもいいかなと、バイク乗りの間で有名なお店へ向かいます。大観峰から日田方面へほんの少し行ったところから右へ分岐があります。そば街道という別名がついています。正面に見えるのは湧蓋山(わいたさん)です。
ようやくたどり着いたら、臨時休業でした。有名なアメリカのライダーご一行が10数台来てお食事会をしていったので、ということでした。
ちょっと残念でしたが、ま、いいかとドカティと記念撮影。近くのソバ処は公休日。ピザやさんは入口から砂利道で敬遠。
で。次はどこかな。と久しぶりに小国町の坂本善三美術館に向かいます。でもそこにも別のバイク集団が20台ほど止まっています。私はバイクの集団は好きではありません。で、その横の道を奥へ走って、鍋が滝へ向かいます。ここは滝の裏へ回ることのできる裏見の滝なのです。駐車場へバイクを止めて、立派な階段を100段ほど降りて、ほんの5分ほどで到着です。ちょっと小ぶりですが、なかなか水量もあり、いい滝ですね。
裏側も簡単に行けます。慈恩の滝と違って裏に入るときも全く濡れないのがポイントが高いです。そして中も広いです。
これで、十分満足です。ゆっくり帰ることにします。結局、お昼は、日田の手前の道の駅大山で、日田名物の鶏飯にぎりを3個、日田ジャージー牛乳で食べました。
下道を朝倉まで帰り、そこから高速に乗りました。福岡に入るのに渋滞が予想され、いつもいやになるので、ここから大宰府まで乗って、あとは家の近くまで福岡都市高速で帰ります。
帰り着いたのが17時過ぎ。9時間半ほどで、290kmのツーリングでした。
今回はいつも行けないところばかりだったので、楽しかったです。まだまだ阿蘇周辺にはいいところがたくさんありますので、また行くことになるでしょう。