フィルムカメラ ニコン F32016年09月10日 15時57分

ネットのカメラ屋さんで、程度のいい出物があり、ちょうど500円玉貯金がたまったところだったので、念願のニコン F3 を入手しました。シリアルナンバーやボディのスタンプを調べたところ、製造が終了となった2000年6月のものでした。10月に製造終了となっています。1980年に発売されましたからおよそ21年もの間製造販売された、名機です。15年前の品物とは思えないくらい各部はピカピカのいい状態のものでした。カメラはボディキャップが付いただけの状態で届きました。
Ai28mmF2.8を取り付けたところ。
横から。フィンだーが出っ張っているデコちゃんです。このファインダー部は取り外して交換ができます。外してみましたが、なかはぴかぴかで、いかにも新品の状態。汚れるのが嫌なのですぐ元に戻しました。
ファインダーは広くとても見やすいです。このカメラはHP(ハイアイポイント)というタイプで、ファインダーから25mmくらい目を離してもファインダー全体が見ることができるので、メガネをかけていても見やすいのです。四角い枠の中に使用中のフィルムの蓋を切り取って挟んでおきます。
ファインダーの真ん中あたりにあるノブを動かすとファインダーが外れます。そこにスクリーンがあって、レンズを通った被写体がきれいに映っているのが見えます。
上から見たところ。ファインダーの大きさがわかりますね。シャッター速度は2000分の1秒まで。絞り優先オートができるのでAのマークがついています。
このカメラは、長年プロに愛用された機種なので、いろいろな機構がついています。それが別々にきちんとボタンやレバーがついているので、細かいレバーがたくさんついています。ちょっとまだわからないのが2つほど残っています。
手元にカメラばかり次々と増えていきます。ちょっと何のためのカメラか・・・。ライカを集めるおじさんの気持ちが少しですがわかる気がしてきました。ちょっと今引きこもりの雰囲気なので、来週から始まる放生会(ほうじょうや)に撮りに行きたいと思っています。フィルムはどうしようかな?