慈恩の滝2013年04月29日 16時00分

4月29日月曜。大観峰を見た後、カーブを走りたくて、内牧に降り一の宮から坂を上り山並みハイウェーを水分峠へと走る。210号線へ降りてひたすら走ると日田市天ケ瀬町を通り過ぎたころ左手に慈恩の滝の標識が見えたので急遽駐車場へ入る。歩いて2分でここに着く。
雰囲気をぶち壊す、安っぽい龍の飾り物の由来はここに書いてあった。
どこかで読んだ感じだと思ったら、この前行った楠めぐりの時の黒髪山の大蛇の話に似ている。江戸時代の飢饉を大蛇や龍に置き換えて、武士や僧侶が退治する。それほど飢饉はとんでもないことだったのだ。まあこの龍の置物も仕方がないかも・・・
で、滝。二段の滝、高さはおよそ30mほどだとか。滝壺の直径も30mくらいか。狭いなあという感じではない。滝の裏に続く道がある。これなら行ってみようという気に誰でもなる。
なかなかきれいな姿である。滝は小さかったり水量が少なかったり、見るとがっかりのパターンが多いが、これはうわーと感心する。
時計回りに回ってみる。カエデの木があるから秋はきれいだろう。女の子がいるといい添景になる。おじさんが写っているのはすべてボツにした。
いよいよ滝裏へ近づく。
向こうの橋の左手に駐車場がある。橋のすぐ向こうに210号線が走っている。道路からこの滝は見える。
滑りそうだが意外と滑らない。左手に浸食された跡が見える。この位置くらいまで水があったのだろう。
滝の裏側。しぶきがすごい。この前の福貴野の滝に比べたら、50分の一くらいの簡単なアクセス。これならどなたにもおすすめ。水量も十分。
ここで手を振って、向こうの橋から写真を撮ってもらっている人がかなりいた。
これからのいく道。苔がきれい。でも水が上からびちゃびちゃ落ちている。
振り向いて滝口を見上げる。
滝口。
右の岩の上のところに小さな虹が見えた。夕方なので光が弱い。
ちょっと太陽が出たら、足元に椿の花が。上を見上げたけど椿の木はない。
これで1周完了。さっさと歩けば、10分以内で1周できる。
駐車場と滝の間にある岩壁。どうしてこういう状態になるのか、説明板など何もない。

この滝は、見やすい場所といい、アクセスの便利さ(道路のすぐ横、駐車場から近い)といい、姿、水量ともとても良い滝である。おまけに裏見の滝である。裏も簡単にみることができる。本当に滝としてはこれほど「良い」滝はないだろう。この滝の上流にあと2つ滝があって、三滝を構成しているそうな。○○の三滝というのがあちこちにある。

ということで、今回のツーリングは杖立温泉の鯉のぼりを見るのが目的であったが、時間が余ったのでふと阿蘇大観峰を見たいと思い、帰るのに同じ道も嫌だし、ということでやまなみハイウェーを走ってみた。水分峠まで来たら、下道に出たが車がまるで走ってなくて高速並みに走れて快適であった。信号もほとんどなくて、引っかかっても、いい休憩という感じ。そんな時昔帰省するときによく前を通っていたこの滝を見かけ思わず立ち寄ってみた。なかなかいい寄り道であった。
日田で給油し、高速に乗った。やはり鳥栖インターの手前から渋滞が始まり、大宰府まで車に囲まれて走った。少しでも広いスペースを見つけると車線変更していく。6時半過ぎ無事帰宅。308キロ。ビールで乾杯した。
途中体が痛くなっても、我慢して走り続けてしまう。これが大きな反省点。もっと頻繁に休憩が必要。そういえば大観峰を出て、玖珠のコンビニでおにぎりを食べるまで信号で数回止まったきりだものなあ。これからの課題。


コメント

_ ひげ爺 ― 2013年05月03日 08時44分

阿蘇は雄大ですね遠くに見えるお釈迦様の寝姿どこまでも
続く草原そして帰りには滝の裏まで自分でも行ってみたくなるような
景色ばかりありがとうございます。

_ Kiyo ― 2013年05月03日 09時41分

>ひげ爺さん、こんにちは。
阿蘇はいいです。何度でも行きたいです。
1日のツーリングで1回のアップでいいと思うんですが、どこもいいところばかりなので、皆さんに見てもらいたくて、こんな大げさになりました。
楽しんでいただけたらな幸いです。

_ サンダーソニアM ― 2013年05月04日 13時16分

新緑に包まれて良い気持ちです。
いつまでも居たい所ですね~
癒されます。

落ち椿みつけました、絵になりますよね~
滝の水からも元気をもらいました~ありがとう~

_ Layla ― 2013年05月04日 16時18分

>雰囲気をぶち壊す、安っぽい龍
笑いました!
結構あちこちにありますね、こういうの。w

けど、滝はすばらしいですね!
楽しそう。 行ってみたい!

Kiyoさんのツーリング、あちこち紹介したくなる気持ちがわかります!
九州はスケールが大きい!!
無理のないように、また見せてくださいねー!!

_ Kiyo ― 2013年05月04日 19時55分

>サンダーソニアMさん、こんばんは。
まだ暑くもなく、寒くもなく、緑は新鮮で、滝があるとなれば
のんびりしたくなりますね。
この滝は、国道からもJRの列車からも見えます。
特急ゆふいんの森号はこの滝の付近を通過する際には、
徐行運転するそうです。

_ Kiyo ― 2013年05月04日 20時00分

>Laylaさん、こんばんは。
龍。どういう気持ちで作ったんでしょうかねえ。ないほうがいいでしょうにねえ。
ツーリングもまだあちこち行きたいんです。いいところが次々と出てきますからねえ。
今年の目標は、宿泊してからのツーリングです。まず1泊2日からですね。宿の取り方が不安なので、一度経験してしまうとあとは次々といってしまいそうです。

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