単体露出計2016年05月15日 13時48分

この前買ったフルマニュアルフィルムカメラの露出計が、無いよりましという程度なので、単体露出計を使ってみました。

最近のはデジタル式ででかくて高いので、当時一番小さくて安いこれを選びました。使用頻度があまりないので、これでいいかなという感じです。

袋から出すとこんな感じ。裏にボタン電池が入っています。

フィルム感度を合わせて(一番下の窓、今はISO100)被写体に向けて、人差し指でスイッチを押す。

赤い針が止まるので、ギザギザを回して、緑の針を赤い針に重ねる。その時の上の数字(シャッター速度)と下の数字(絞り)の組み合わせカメラを設定します。組み合わせはいくつもありますから、その時の絞りを決めればシャッター速度が決まります。その逆もありますね。

ちょっと組み合わせがわかりにくいので、晴天の庭を図ってみました。中央の葉っぱのあたりを図ります。大体しかわかりません。

左窓のEV14が現在の光の具合。組み合わせも体内露出計とほとんど同じですねえ。250分の1秒で絞り8を選びましょう、という具合になります。

フィルムで撮る場合は、このようにいちいち測光して、それでカメラを設定して、撮影します。

デジカメなら、オートで撮れば、カメラが勝手にすべてを決めて撮れてしまいます。それで撮っているうちに、あれー?と思って来たら、カメラの設定に興味が出てきます。露出は奥が深いです。