福貴野の滝2012年10月14日 00時15分

宇佐の三滝の最後、福貴野の滝(ふきののたき)へ行きます。県道50号線を湯布院に向けて走ると、右手にななめ上に入る細い坂があります。小さい看板がありますから見落とすと通り過ぎます。細い道を部落の中を通過します。人や犬や車がいるので、30キロ以下の徐行です。その先も道は細く、軽4でちょうどいいくらいで、普通車だと途中で引き返そうと思うかもしれません。もう諦めようかと思った頃突然、不似合いなくらい広い駐車場に出ます。車が20台くらいおけるかもしれません。トイレもきちんとあります。で、その奥に、この入口の指標があります。
入るとすぐこのくらいの杉の間を歩きます。
しばらくすると、こういうところが少しあって、また平坦な落ち葉の道を少し歩くと、

滝が見えてきます。距離的には大したことはありません。駐車場まで来ることができれば、大丈夫。

高さ63m。子滝もついています。15時20分くらい。曇っているのでなんだか暗くなりかけているみたい。

子滝がしっかり見えます。

落ちるところも。

この後、滝の裏まで回ったのですが、それはこの次にアップするとして、もう帰ります。
説明版によると、お寺の裏から滝が見えるということなので、みたいなあと思いつつ、まあいいか、と出発。
と、しばらく走っていると、右手に看板が、「福貴野の滝・展望台」。迷わず右折。道はしっかり2車線。駐車場まで簡単につきます。その駐車場の入り口にふるさとバスの停留所までありました。で、バイクを置いて、アスファルトの坂道を50mほど下り、土の道を100mほど下ると、テラスが。向こうに滝が見えます。

うわっと歓声が上がります。(つまり私が驚いたわけです。はい)

滝の全体が見えます。これなら文句なしですね。

滝の落ち口。

滝壺。水が少ないですね。

もみじもありますから、秋の紅葉はいいでしょうね。

途中のお寺の跡地に立っていた看板。

右半分は納得できる。左半分は、上半分は認めたい。下半分はちょっと避けたい。
ということで、今回のツーリングは、両合川橋と両合棚田も見ることができたし、石橋も見れたし、宇佐の三滝も見れたし、おまけに滝の裏まで見ることができました。
上出来です。
見たいという気持ちがあり、行きたいという衝動があり、体が動き、実行できる体力があることがうれしい一日でした。
しかし、湯布院から乗った高速を走行中、左のお尻から左ひざにかけてしびれたように痛くなり、途中のサービスエリアにたまらずに飛び込み、屈伸運動をしてどうにかおさまり、帰り着いたときにはヘロヘロ一歩手前くらいでした。さっそくビールで祝杯を挙げ、お風呂から出た後、エアーサロンパスでしっかりマッサージをしておきました。
そうか、青春とは心の様相をいうのであって、体のことではなかったのですね。納得。

次は滝の裏側ツアーです。

裏見の滝2012年10月14日 09時46分

さあ、いよいよオーラスです。福貴野の滝の裏側を見に行くちょっとした冒険です。最近足腰が弱くなって足元がおぼつかなくなっている自覚があるので、ちょっと慎重です。
滝壺を少し移動し、この角度まで来ると、裏側へ行ってみたくなりました。
でも、行き先はこんな感じです。行けるところまで行ってみよう。
ツワブキが咲いています。茎が異常に長く感じます。ここまででいいかな?

うーん、これから先は濡れそうだしねえ。

岩の下にまたツワブキが咲いています。頑張れって?よしよし、じゃあ行くよ!

ということで、無事に到達。ちょっと水が少なく感じます。

上を見上げると、こんな感じ。しぶきがすごい。
5分もいたでしょうか。このままでは濡れてしまう。もう十分。帰ろう。
と振り向くと、え、こんなところを歩いてきたの?どこを通ったっけ?
ちょっと気を静めるために、周りを見渡します。上からはこんな感じ。子滝のほうの水滴が想像以上に多いです。

この左手の茶色の部分は、滑ります。右の苔の部分を通ります。

右に寄りすぎると、小滝の水がかかります。

どうにか、2番目のツワブキの花のところまでたどり着きました。

振り向くと子滝が。結構な水量です。

上を見上げると、この部分だけなら、ナイアガラに見えなくもないかも?まあ水量が圧倒的に違うんですが。ナイアガラの滝に小舟(霧の乙女号)で近づく観光に行ったことがあるんですが、こういう風に見える地点まで行くのです。その時はビニールの合羽を着ていたのに、びしょ濡れでした。眼鏡何ぞ、水の付けて引き揚げた感じ。それと比べれば、霧雨みたいなもんです。へへh。

とか思いつつ、ようやく安全な場所に。ここでちょっと感慨に浸ります。あー、良く行ってきたなあ。感心感心。イヤー無事でよかった。よかった。
滝の裏に居た時間より長い時間、感激に浸り、やおら、帰ろう!と思いました。
もう一度最初の場所に立つと、前は見えなかった水引の花が見えました。
じゃあね、バイバイ。
元来た道は、滝の裏を見た足ではなんということなく、さっさと戻ります。
駐車場を出発したのが15時50分。40分ほどの滞在でした。
この時点ではもう湯布院ICまで走り、高速で帰る予定でしたが、前にアップしたように、展望台への標識が見つかったので立ち寄った後、帰りました。
途中、小雨がぱらついてきたしちょっと寒かったのでレインスーツを着こみました。
道の駅湯布院に着いたのが16時50分。スタンプを押してお土産を見て歩き、高速に乗り、家に帰りついたのが18時42分でした。

走行距離326キロ、時間11時間10分。本当に充実した1日でした。あー次はどこにいこうかな?こういう感覚は韓国ツアーから帰った後によく似ています。ははは。