裏見の滝 ― 2012年10月14日 09時46分
さあ、いよいよオーラスです。福貴野の滝の裏側を見に行くちょっとした冒険です。最近足腰が弱くなって足元がおぼつかなくなっている自覚があるので、ちょっと慎重です。
滝壺を少し移動し、この角度まで来ると、裏側へ行ってみたくなりました。
でも、行き先はこんな感じです。行けるところまで行ってみよう。
でも、行き先はこんな感じです。行けるところまで行ってみよう。
ツワブキが咲いています。茎が異常に長く感じます。ここまででいいかな?
うーん、これから先は濡れそうだしねえ。
岩の下にまたツワブキが咲いています。頑張れって?よしよし、じゃあ行くよ!
ということで、無事に到達。ちょっと水が少なく感じます。
上を見上げると、こんな感じ。しぶきがすごい。
5分もいたでしょうか。このままでは濡れてしまう。もう十分。帰ろう。
と振り向くと、え、こんなところを歩いてきたの?どこを通ったっけ?
と振り向くと、え、こんなところを歩いてきたの?どこを通ったっけ?
ちょっと気を静めるために、周りを見渡します。上からはこんな感じ。子滝のほうの水滴が想像以上に多いです。
この左手の茶色の部分は、滑ります。右の苔の部分を通ります。
右に寄りすぎると、小滝の水がかかります。
どうにか、2番目のツワブキの花のところまでたどり着きました。
振り向くと子滝が。結構な水量です。
上を見上げると、この部分だけなら、ナイアガラに見えなくもないかも?まあ水量が圧倒的に違うんですが。ナイアガラの滝に小舟(霧の乙女号)で近づく観光に行ったことがあるんですが、こういう風に見える地点まで行くのです。その時はビニールの合羽を着ていたのに、びしょ濡れでした。眼鏡何ぞ、水の付けて引き揚げた感じ。それと比べれば、霧雨みたいなもんです。へへh。
とか思いつつ、ようやく安全な場所に。ここでちょっと感慨に浸ります。あー、良く行ってきたなあ。感心感心。イヤー無事でよかった。よかった。
滝の裏に居た時間より長い時間、感激に浸り、やおら、帰ろう!と思いました。
もう一度最初の場所に立つと、前は見えなかった水引の花が見えました。
じゃあね、バイバイ。
もう一度最初の場所に立つと、前は見えなかった水引の花が見えました。
じゃあね、バイバイ。
元来た道は、滝の裏を見た足ではなんということなく、さっさと戻ります。
駐車場を出発したのが15時50分。40分ほどの滞在でした。
この時点ではもう湯布院ICまで走り、高速で帰る予定でしたが、前にアップしたように、展望台への標識が見つかったので立ち寄った後、帰りました。
途中、小雨がぱらついてきたしちょっと寒かったのでレインスーツを着こみました。
道の駅湯布院に着いたのが16時50分。スタンプを押してお土産を見て歩き、高速に乗り、家に帰りついたのが18時42分でした。
走行距離326キロ、時間11時間10分。本当に充実した1日でした。あー次はどこにいこうかな?こういう感覚は韓国ツアーから帰った後によく似ています。ははは。
駐車場を出発したのが15時50分。40分ほどの滞在でした。
この時点ではもう湯布院ICまで走り、高速で帰る予定でしたが、前にアップしたように、展望台への標識が見つかったので立ち寄った後、帰りました。
途中、小雨がぱらついてきたしちょっと寒かったのでレインスーツを着こみました。
道の駅湯布院に着いたのが16時50分。スタンプを押してお土産を見て歩き、高速に乗り、家に帰りついたのが18時42分でした。
走行距離326キロ、時間11時間10分。本当に充実した1日でした。あー次はどこにいこうかな?こういう感覚は韓国ツアーから帰った後によく似ています。ははは。
福貴野の滝 ― 2012年10月14日 00時15分
宇佐の三滝の最後、福貴野の滝(ふきののたき)へ行きます。県道50号線を湯布院に向けて走ると、右手にななめ上に入る細い坂があります。小さい看板がありますから見落とすと通り過ぎます。細い道を部落の中を通過します。人や犬や車がいるので、30キロ以下の徐行です。その先も道は細く、軽4でちょうどいいくらいで、普通車だと途中で引き返そうと思うかもしれません。もう諦めようかと思った頃突然、不似合いなくらい広い駐車場に出ます。車が20台くらいおけるかもしれません。トイレもきちんとあります。で、その奥に、この入口の指標があります。
入るとすぐこのくらいの杉の間を歩きます。
しばらくすると、こういうところが少しあって、また平坦な落ち葉の道を少し歩くと、
滝が見えてきます。距離的には大したことはありません。駐車場まで来ることができれば、大丈夫。
高さ63m。子滝もついています。15時20分くらい。曇っているのでなんだか暗くなりかけているみたい。
子滝がしっかり見えます。
落ちるところも。
この後、滝の裏まで回ったのですが、それはこの次にアップするとして、もう帰ります。
説明版によると、お寺の裏から滝が見えるということなので、みたいなあと思いつつ、まあいいか、と出発。
と、しばらく走っていると、右手に看板が、「福貴野の滝・展望台」。迷わず右折。道はしっかり2車線。駐車場まで簡単につきます。その駐車場の入り口にふるさとバスの停留所までありました。で、バイクを置いて、アスファルトの坂道を50mほど下り、土の道を100mほど下ると、テラスが。向こうに滝が見えます。
うわっと歓声が上がります。(つまり私が驚いたわけです。はい)
滝の全体が見えます。これなら文句なしですね。
滝の落ち口。
滝壺。水が少ないですね。
もみじもありますから、秋の紅葉はいいでしょうね。
途中のお寺の跡地に立っていた看板。
右半分は納得できる。左半分は、上半分は認めたい。下半分はちょっと避けたい。
ということで、今回のツーリングは、両合川橋と両合棚田も見ることができたし、石橋も見れたし、宇佐の三滝も見れたし、おまけに滝の裏まで見ることができました。
上出来です。
見たいという気持ちがあり、行きたいという衝動があり、体が動き、実行できる体力があることがうれしい一日でした。
しかし、湯布院から乗った高速を走行中、左のお尻から左ひざにかけてしびれたように痛くなり、途中のサービスエリアにたまらずに飛び込み、屈伸運動をしてどうにかおさまり、帰り着いたときにはヘロヘロ一歩手前くらいでした。さっそくビールで祝杯を挙げ、お風呂から出た後、エアーサロンパスでしっかりマッサージをしておきました。
そうか、青春とは心の様相をいうのであって、体のことではなかったのですね。納得。
次は滝の裏側ツアーです。
東椎屋の滝 ― 2012年10月11日 23時04分
次は九州の華厳とも呼ばれる日本の滝100選の一つ、東椎屋の滝に行きます。国道500号線を南下していると、右手に入口の案内標識が見えます。すぐ右折。
上の最初のカーブを曲がり次のカーブに目を向けたとき、左手にこんもりとした森が見えます。大きな木が見えます。
しばらく道なりに走ると、料理屋さんが見えて、それを過ぎると、有料の駐車場があります。二輪車は100円でした。おばあさんが料金を徴収していました。右手が滝へと続く入口です。
しばらく杉木立の中の道を下ります。西椎屋の滝に行った足からすれば、チョウ楽ちんです。ただスニーカーかローヒールは必要でしょう。
木立を抜けると、ちょっと広めの渓谷風になり、崖下の道を歩きます。濡れていると滑るかもしれません。
ここまで急流があったのでしょうか。
やがて広い場所に出ました。向こうのほうから滝の音が聞こえます。ゴーという音。気がはやります。
足元に気を付けながら歩いていくと、木々の間から滝の姿が見えました。おーと声が出ます。
ちょっと足元が危なくなってきました。苔のないところを選んで歩きます。
もう少し。
滝全体が見えてきましたが、まだ欲求不満です。
何とか滝壺の縁までたどり着きました。落差85mです。堂々たる姿です。これぞ滝。
下のほうは苔がきれいです。
私は滝のこの部分が好きです。
上を見上げれば、石の種類が違うそうです。次から次へと水が落ちてきます。ついでに水滴も。夏だったらさぞ気持ちのいいことでしょう。
周りはこういう石がたくさん落ちています。
滝壺はちょっと深そうです。夏はここで泳げるのだそうです。(駐車場のおばあさんに聞いた話)
満足、満足。じゃあ次行きますか。
帰りは水の流れを見ながらゆっくり帰ります。
帰りは水の流れを見ながらゆっくり帰ります。
穴が中まで続いていたらちょっと怖いかも・・・
このあたりで、チャポンチャポンという音が聞こえていました。水の中から出ている音です。ボコボコボコとかいろんな音がします。
上のような模様になるにはどのくらいの時間がかかったのでしょうか。
ちょっと日がさしてきました。喜んだのもほんの一瞬すぐ曇ってしまった。
水の流れはほとんど感じません。
この後はまた杉の中の道を少し登って、駐車場に戻りました。入口のところから駐車場を見たところです。右手の建物の横にバイクを置いています。おばあさんがいたので、少し話をしました。背筋のぴんとした立ち姿のきれいな方でした。
ここは、幹線から駐車場まで道がしっかりして離合もできるので、三つの滝の中では一番観光客が多いのだそうです。乗用車はもちろんマイクロバスも大丈夫です。観光バスもOKかもしれません。
ここを出た時点で午後2時ちょうどでした。
次は元来た道を院内町のほうへもどり、バイクは給油したあと、福貴野の滝に向かうべく県道50号線へ入ります。
ここを出た時点で午後2時ちょうどでした。
次は元来た道を院内町のほうへもどり、バイクは給油したあと、福貴野の滝に向かうべく県道50号線へ入ります。
西椎屋の滝 ― 2012年10月10日 21時32分
10月6日土曜の走った経路です。大宰府ICより九州自動車道に乗り、大分自動車道の玖珠ICで降ります。すぐ横の道の駅「童話の里くす」で小休止の後、387号線を走ります。最初の目的地は宇佐の三滝の一つ、西椎谷の滝です。
道路の右側に大きな標識が立っていたのですぐわかります。道はちょっと細くなります。枯れ枝などが落ちているのでバイクでは要注意です。
しばらくすると、日出生ダムが見えてきます。堰堤を走りたいと思いましたが、時間がないのでパス。
すぐ駐車場につきました。帰りにバイクを出しやすいように場所を探した結果、道路にとめました。 といっても行き止まりも同じですから、いいと思います。右手も駐車場ですし。
上の写真を撮って後ろ方向に段差の低い歩きにくい階段があります。
5分も歩くと、ちいさい祠があり、弁天様がまつってありました。
その横の展望台から見た、日出生ダム。
その左手に見えるのが100名瀑の一つ、西椎谷の滝です。
アップで撮ってもこんな程度で、欲求不満が残ります。下のほうではゴーという轟音が聞こえます。ここまで来たからには滝壺を見たいですよね。
事前にネットで読んでいたのですが、右手の坂を400m下らねばなりません。左手の坂を下りてきました。覚悟を決めて降りることにします。
意外と階段がしっかりしているのに安心しました。でも微妙に歩幅が合わなくて歩きにくいです。
途中大きな樹があったのでもたれて休憩。頭の中でドックんどっくんと音がしています。
振り向くとこんな急な階段でした。上がれるかなあ・・・とちょっと心配。でも先を急ぎます。
ちょっと狭く、コンクリの階段もなくなり、山道を下りていくと、ようやく下の展望台と滝が見えました。
うわー、ついたー。あたりは小さい水滴が舞っています。しばらくすると、カメラにも眼鏡にも細かい水滴が付きます。もちろん体中にも。
滝の落ち口。
途中。
滝壺に落ちるところ。
ちょっと雰囲気をつけて。
滝壺全体はこのくらい。狭いです。降りる道があるそうですが、登山スタイルでないと危険そうです。
ちょっと心残りな感じと、気が済んだ感じと、先を急ぐ気持ちで、引き返すことにしました。やはりのぼりが大変です。頭の中の音が滝の音より大きく聞こえます。何度休憩したでしょうか。足は意外と大丈夫なんですが、とにかく頭の中の音がすごく、もしプチっと言ったらという恐怖が頭をもたげました。
で、また上の展望台に戻りましたが、心臓がもとに戻るまで鳥の声と滝の音を聞きつつ、向こうの山間に見える部落など撮影。どんな暮らしなんでしょうかねえ。
で、また上の展望台に戻りましたが、心臓がもとに戻るまで鳥の声と滝の音を聞きつつ、向こうの山間に見える部落など撮影。どんな暮らしなんでしょうかねえ。
で、次の目的地両合棚田を目指します。途中、峠を抜けると、右手が開けてきて棚田がたくさん見えてきました。うわーと歓声をあげます。
これは今売出し中の「西椎谷のマチュピチュ」だそうです。似ていますか?右手のほうから降りてきています。左手へ走ります。
つまり細長い山系がいくつも並んでいて、その合間に棚田と部落があるのです。道はその山裾に沿って峠から下の平野部の町へと降りていきます。
このあと、両合棚田と両合川橋を無事に見つけることができました。道の駅いんないにより、荒瀬橋、鳥居橋を見た後、次の滝、東椎谷の滝へ向かいます。
宇佐の三滝 ― 2012年10月09日 21時30分
今回の合川棚田を地図で調べているうちに、大きな滝があるのに気が付きました。それも3つも。宇佐の三滝と呼ばれるのだそうです。となれば、それを次の目標に入れようと思いました。それで一番目に訪れたのが「西椎屋の滝」です。
西椎屋の滝 落差 86m 日本の滝100選 父滝
第一展望台からは上半分しか見えません。急な階段と山道を400m下ると第二展望台があります。そこからの眺めです。滝壺まで降りる道があるそうですが、登山の準備がないと無理そうでした。
西椎屋の滝 落差 86m 日本の滝100選 父滝
第一展望台からは上半分しか見えません。急な階段と山道を400m下ると第二展望台があります。そこからの眺めです。滝壺まで降りる道があるそうですが、登山の準備がないと無理そうでした。
東椎屋の滝 落差85m 日本の滝100選 母滝
福貴野の滝(ふきののたき) 落差65m 子滝
西椎屋が父、東椎屋は母、この滝を子滝と呼ぶらしい。
「裏見の滝」とも呼ばれる。ということで裏へ行ってみた。
落ちてくるところ。レンズおよび体はびしょ濡れ。
少し走ったところにある展望台より。
私が裏に回ったところを誰かに見られていたかもしれない。滝壺の少し上のくびれのところを右から滝壺に沿って歩きました。
滝の落ちてくるところはあまり見られないと思います。
3つの滝のうち、この滝が一番小さいですが、一番素敵だと思いました。水量がもう少し多かった裏へは行っていなかったと思います。
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