野母崎・権現山展望台2013年04月20日 08時38分

4月15日に行った、長崎県野母崎へのツーリングの第一弾、権現山展望台です。下の図の左下にあります。
坂道をぐるぐる登って行くと、駐車場につきます。結構広く50台は楽におけると思います。2か所に分かれています。
家を出たのが8時20分ですから、だいたい2時間半、距離はおよそ180kmです。
江戸時代には遠見番所がおかれていたそうです。
駐車場からおよそ200m。少し高い展望台があります。これは長崎方面を見たところです。右奥が長崎です。左端に端島(はじま)別名軍艦島が見えます。

望遠でアップします。右手の吊り橋の奥が長崎の町です。吊り橋は女神大橋といいます。

高島。炭鉱があったところで高層アパートが建っています。今も人が住んでいるそうです。

端島。別名軍艦島といいます。横から見た形が軍艦に似ているからです。周囲1200mの島に最盛期(1970年ころ)は12000人が暮らしていたそうです。当時人口密度世界一だったそうです。炭鉱が1974年に廃坑になって以来無人です。最近上陸できるツアーができました。
アップしてみました。遊覧船が桟橋についています。
南側の海の様子。ずっと向こうに五島があります。
これは天草。ちょっとかすんでいます。

駐車場に降りると、キャンピングカーが。先ほど展望台で話をした夫婦のものだと思います。
ナンバーを見てびっくり。なんと札幌からです。
勧めていただいた樺島です。ここの灯台公園がいいそうで、行ってみることにします。



樺島灯台公園2013年04月20日 09時07分

途中とてもきれいな海岸がありました。今まで見た海岸で上位3位に入るきれいさといっていいと思います。本当はもっとカメラを右に振ったほうが海がきれいなのですが、左の部分を入れたかったので。海はエメラルドグリーンでした。
樺島大橋を渡ります。
小さい集落の端っこに魚の加工場みたいなのがあって、その作業場みたいな建物の間の通路を抜けると狭い路地に入りそこを曲がると、このT字路に出ます。右手だそうですが、ミラーに映っているようにとても細いです。バイクでよかった。


急な狭い道を、グネグネと登り駐車場につきました。車を20台ほどおける広場ですが、周りは桜の木で覆われて展望は全くありません。

駐車場の端にある通路をゆっくり5分ほど歩くと灯台が見えてきます。灯台と白い建物の横を抜けるとこの展望台につきます。2mほどの展望台にあがります。振り向いて灯台を撮りました。

目の前はぐるっと海です。下の方から、ザバーと波の音が聞こえます。あちこちでウグイスが鳴いています。トビもピーヒョロヒョロと鳴きながら飛んでいます。ゆったり。遠くで船のエンジンの音がしています。よく見ると向こうにさらに展望所があります。「ここ」と書いてあるところです。行かなくてはねえ。標識に歩いて5分と書いてあります。5分ならね。

途中でやめようかと思いましたが、せっかくここまで来たのだからと頑張ります。展望所に出ると、苦労が報われました。海がうワーッと広がっています。向こうは五島です。

展望をパノラマにしてみました。ちょっと真ん中辺がうまくつながっていませんが、雰囲気はわかってもらえると思います。拡大したら画像の下にスライドバーが出てきますので、それでゆーーっくりとスライドさせてみてください。

コンデジで、動画を録画したのですが、アップできません。残念です。しばらく楽しんでから、次へ向かうことにします。振り向くとこんな感じ。来るときは標識に徒歩5分と書いていました。階段がきつかったです。でも去年行った西椎谷の滝の階段とは全く比べ物になりません。楽なものです。ウグイスの声に口笛で真似すると近くのウグイスが答えます。楽しみながらようやく上りました。汗びっしょりになりました。

灯台。建物は低いですが、周りに何もないので十分ですね。左にちょっと見えるのが、ナンジャモンジャの木です。ヒトツバタゴのことです。花はまだ出たばかりのようでした。
隣にある資料館に入り、いろいろ写真や灯台の機械などを見学しながら汗を納めます。先ほどの札幌からのご夫婦も立ち寄ったようで、訪問ノートに記載がありました。道が狭くてキャンピングカーで大変だったと、それはそうでしょうねえ。よく来たものだと感心しました。

下る途中で見えたビワの木です。実に袋をかけています。この周辺はビワが有名です。特に茂木ビワが有名です。こういうところが何か所もありました。


樺島大橋を島がわから見たところです。釣りをしている人があちこちに居ました。いいなあと思いました。

499号線沿いで見た、こいのぼり。左手の岩に男子の健やかな成長を祈念して祀っているようでした。

来る途中に初めて見えた端島(はじま)・軍艦島です。軍艦に見えますか?想像以上に近くに見えて、ちいさいのに驚きました。

この次は伊王島灯台に向かいます。長崎方面に戻ることになります。