塚崎の大楠2013年01月31日 19時44分

次に塚崎の大楠に向かいます。下調べでは文化会館の北側にあるらしいことはわかっています。先ほどのおじさんに聞いた限りでは、歩いて行ける距離。道路標識もあるからすぐわかるとのことでした。一応駐車場のわきに文化会館の標識を見つけていたのでそこから細道をたどると、この銅像に出会いました。鍋島の分家の殿様のようです。
よく読んでみると、この殿様が開明派でやがて本家の鍋島を動かして文明開化に寄与したようです。
なかなか標識を見つけられないので、文化会館の外周に沿ってぐるっと歩いていると、民間のアパートの間に道があり、その先に小高い丘がありました。それに沿って歩くと文化会館の裏に出て、そこに標識がありました。そこから数分歩いて丘の上に出るとこの表札がありました。
見るも無残な姿です。でももし完全に残っていたら相当すごい樹だろうと思います。
幹の上のほうは全くありません。
中はこのように空洞になっていて入ることができます。今にも潰れそうという感じは全くありません。
中に切株の椅子が2脚。ワンカップの酒が置いてありました。
中から外を見たところ。
上を見上げたところ。
でも角度を変えてみれば、この中が空洞なんて全く思えません。
力強い根っこです。
標識のところまで歩いて、来た方向と反対に歩いていくと、武雄神社の前の通りに出ました。なるほど、案内標識がありました。駐車場の案内板には、佐賀の窯元の案内図はありましたが、楠の木の位置図はありませんでした。ちょっと残念かな?
次に大楠を見に行く前に、反対方向ですが、近くの道の駅に立ち寄ることにしました。道の駅「山内」。7キロほどでした。
黒米が有名だそうです。黒米アンパンなるものを見つけたので、佐賀の牛乳を買って昼食にしました。とてもおいしかったです。パンの白いところに小さな黒い粒が点々と入っていました。
ツーリング中はあまりおなかがすかないので、この程度で十分でした。
ナビに次の場所名を入れるのですが、なかなかヒットしません。住所検索してもヒットしません。地番の7843というのが出ず、7646とかがありましたので、ここまで行けばわかるだろうと、出発します。
と、ここで年配の男性に声をかけられ、バイクについていろいろ聞かれました。私より5つくらい上かな?乗りたそうでしたが、手が出ないという感じでした。私も去年思い切って免許を取り、乗り始めてよかったなあと感じました。



コメント

_ ことしゃん ― 2013年02月01日 17時47分

これまたすごいご神木ですねぇ、ちかくに大木がいくつも残っているなんて。昔から大切にされてきたのでしょう。

楠ってあちこちにありますが、こんなに長寿の木はめったにありませんよね。何がこの木に幸いしたのでしょう。

_ Kiyo ― 2013年02月01日 19時57分

>ことしゃん、こんばんは。
ここは塚崎城というお城跡みたいなんですよ。私が入った小道の入り口に塚崎城石塁跡みたいな標識が一つありましたから。それと途中に、関所というか柵というか、通用門というかそういうのがありました。
幹はボロボロですが、枝はまだしっかりしていて葉っぱもたくさん緑緑していましたので、もうしばらく(数百年)は生きるのではないでしょうか。

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