杖立温泉鯉のぼり祭り ― 2013年04月29日 12時00分
ゴールデンウィーク前半の最終日の今日。大分県日田市の近郊の杖立温泉(つえたておんせん)に鯉のぼりを見に行ってきました。サンダーソニアMさんが、川にたくさんの鯉のぼりのかかっているのを撮りたいを書かれていたので、替わりに撮りに行ってきました。高速を使わず下道を走って、1時間40分くらいで着きました。大した渋滞はありませんでしたが、温泉街の細いメイン道路から河原の駐車場に入るところで20分ほど、のろのろ運転となりました。バイクにはこれがきつい。エンジンを切ったりかけたりしてようやく止められました。で、河原に降りて最初に見える光景がこれです。
反対岸にわたり、ずっと下流側に歩き、橋を渡ってこちら側に来て、また戻ります。
橋の上に上がると、鯉と目の高さがだいたい同じくらいになります。
橋の上です。
ちょっと上流側から。
右手に駐車場があり、この右手から降りてきます。この鶏肉の炭火焼きのお店が一番の繁盛店でした。行列ができています。大きな串に長さ20センチ以上ある鶏肉が刺さっています。腰かけて食べている5歳くらいの女の子二人に「おいしい?」と聞くと一人は「うん、おいしい」もう一人は「大きくて重たい」とのこと。大変満足している様子でした。
ちょっと河原から。
これがメインストリート。もう少し先に駐車場の降りるところがあります。水色の車のところです。薬屋さんの窓から小さいこいのぼりがたくさん出ています。
こちらは居酒屋さん?
メインストリートと河原との間にこれくらいの細い道が何本かあり、上がったり下りたりできます。
これは一番上流のあたり。川の中にあるコンクリートの塊は昔川の中に作ってあった湯舟の跡でしょうか。向こう岸の岩が斜めに筋ができています。
こういう感じで両側は山になっています。両岸にずらっと温泉宿が並んでいます。向こう側が日田方面で、左岸をずっと左手に走ると小国町に出ます。その後阿蘇へ通じています。
また橋のところへ戻り駐車場へと帰り、時間が早いので、阿蘇を見に行くことにしました。
だいたい1時間半ほどいたでしょうか。というのも帰って気が付いたのですが、バイクの燃料タンクに磁石でくっつく小さいバックの中にメモ用のノートを入れてあったのですが、バックごと途中で落としてしまったようで見つかりません。で、1年間の記録がなくなってしまいました。小銭が500円ほどと、そのノート、ボールペンだけなので、惜しいのはノートだけなのですが。ちょっとがっかり。でも燃料の補給については、この前パソコンに記録したのでOK,あとは大きいツーリングもブログに記録したのでOK,結局今日のデータだけかな?ということで、無事に帰れたのでOKということにします。ははは。
このあと、阿蘇大観峰、慈恩の滝とアップします。明日仕事、あさっては宿直ということで、2日から続きます。
このあと、阿蘇大観峰、慈恩の滝とアップします。明日仕事、あさっては宿直ということで、2日から続きます。
阿蘇大観峰 ― 2013年04月29日 14時00分
4月29日。杖立温泉で鯉のぼりを見て、まだ12時を過ぎたばかりだったので、ふと阿蘇を見に台願望へ行こうと思い立った。1本道なので快適に走る。小国町手前の下條の大銀杏も若葉が出かかったばかりなのを走りながら確認。小国町も通過。40分くらいで到着。
看板の横の広場、バイクが集合。本当は背中側に駐車場があって、たくさんいる。
展望台までゆっくり歩く途中、右手にこんな起伏が。
なんともゆったりしていい。
大観峰の突端。人がいる。ラジコンのグライダーを飛ばしていた。
ものすごいスピード。風切り音がすごい。羽根が折れそうな感じ。飛ばすときは放り投げていたけど、回収するときはどうするのか、最後まで見てしまった。最後は大きく崖の方に回り、地面すれすれに帰ってきて、ふわっと枯草に着陸、これなら機体も壊れない。操縦者のすぐ近くに降りた。思わず「うまい」と声が出た。
他にもこれくらいの人が待機中。後ろの方でおばさんの声、「いろんな趣味があるもんじゃなあ」(大分弁)なるほどと同意した。
外輪山の縁を歩く。といっても向こうがすぐ崖ではない。
阿蘇の町の向こうに阿蘇がうっすらと見えた。
象が鼻。下に降りる細い道があるが、一般車は通行できない。昔30年近く前250ccのオフロードバイクで阿蘇には数十回ときた。そのとき象が鼻の突端でコーヒーを沸かして飲んだことがある。
九重連山がうっすら見える。
グライダーにも目もくれず。下は内牧の町。昨年7月にバイク店のツーリングで止まる予定のホテルが近くにあるが、がけ崩れで大被害となり、中止になった。よく見るとがけ崩れの跡があちこちにある。
この上が記念写真の大本命で、たくさんの人がいる。昔は遠見が鼻と呼ばれていたらしい。
さあ、次へ行きますか。といいつつ阿蘇のお山の姿を撮りたくて、何枚も撮る。なかなかすっきりしない。
ちょっと画像処理。お釈迦様の寝姿に見えますか。左側が頭、お顔見見えますか。胸の上で手をくんでいますね。
これがお顔の部分の根子岳です。首のあたりを昔バイクで向こう側からこちら側へ走ったことがあります。
さあ帰ろう。なんだかのんびりした二人なので、距離を置いて私もゆっくり歩いてみた。風の音とウグイスの声が聞こえる。
お土産屋さんで、桃とバニラの2色ソフトクリームを買う。

まだ続々とバイクが増えている。大型バイクが多い。ハーレー、BMWなど。結構大荷物の人がいた。キャンプしながらのツーリングだろう。
私の隣に止めていた250のバイクの青年と話す。熊本市内の大学生であった。40分くらいで来れるので、度々来るとか。
さあどうするか、と考えて、峠道のカーブを走りたかったので、内牧に降りて、一の宮まで下を走り、やまなみハイウェーを走ることにする。途中小国へぬけてもいいし・・・と走り出す。
慈恩の滝 ― 2013年04月29日 16時00分
4月29日月曜。大観峰を見た後、カーブを走りたくて、内牧に降り一の宮から坂を上り山並みハイウェーを水分峠へと走る。210号線へ降りてひたすら走ると日田市天ケ瀬町を通り過ぎたころ左手に慈恩の滝の標識が見えたので急遽駐車場へ入る。歩いて2分でここに着く。
雰囲気をぶち壊す、安っぽい龍の飾り物の由来はここに書いてあった。
どこかで読んだ感じだと思ったら、この前行った楠めぐりの時の黒髪山の大蛇の話に似ている。江戸時代の飢饉を大蛇や龍に置き換えて、武士や僧侶が退治する。それほど飢饉はとんでもないことだったのだ。まあこの龍の置物も仕方がないかも・・・
で、滝。二段の滝、高さはおよそ30mほどだとか。滝壺の直径も30mくらいか。狭いなあという感じではない。滝の裏に続く道がある。これなら行ってみようという気に誰でもなる。
なかなかきれいな姿である。滝は小さかったり水量が少なかったり、見るとがっかりのパターンが多いが、これはうわーと感心する。
時計回りに回ってみる。カエデの木があるから秋はきれいだろう。女の子がいるといい添景になる。おじさんが写っているのはすべてボツにした。
いよいよ滝裏へ近づく。
向こうの橋の左手に駐車場がある。橋のすぐ向こうに210号線が走っている。道路からこの滝は見える。
滑りそうだが意外と滑らない。左手に浸食された跡が見える。この位置くらいまで水があったのだろう。
滝の裏側。しぶきがすごい。この前の福貴野の滝に比べたら、50分の一くらいの簡単なアクセス。これならどなたにもおすすめ。水量も十分。
ここで手を振って、向こうの橋から写真を撮ってもらっている人がかなりいた。
これからのいく道。苔がきれい。でも水が上からびちゃびちゃ落ちている。
振り向いて滝口を見上げる。
滝口。
右の岩の上のところに小さな虹が見えた。夕方なので光が弱い。
ちょっと太陽が出たら、足元に椿の花が。上を見上げたけど椿の木はない。
これで1周完了。さっさと歩けば、10分以内で1周できる。
駐車場と滝の間にある岩壁。どうしてこういう状態になるのか、説明板など何もない。
この滝は、見やすい場所といい、アクセスの便利さ(道路のすぐ横、駐車場から近い)といい、姿、水量ともとても良い滝である。おまけに裏見の滝である。裏も簡単にみることができる。本当に滝としてはこれほど「良い」滝はないだろう。この滝の上流にあと2つ滝があって、三滝を構成しているそうな。○○の三滝というのがあちこちにある。
ということで、今回のツーリングは杖立温泉の鯉のぼりを見るのが目的であったが、時間が余ったのでふと阿蘇大観峰を見たいと思い、帰るのに同じ道も嫌だし、ということでやまなみハイウェーを走ってみた。水分峠まで来たら、下道に出たが車がまるで走ってなくて高速並みに走れて快適であった。信号もほとんどなくて、引っかかっても、いい休憩という感じ。そんな時昔帰省するときによく前を通っていたこの滝を見かけ思わず立ち寄ってみた。なかなかいい寄り道であった。
日田で給油し、高速に乗った。やはり鳥栖インターの手前から渋滞が始まり、大宰府まで車に囲まれて走った。少しでも広いスペースを見つけると車線変更していく。6時半過ぎ無事帰宅。308キロ。ビールで乾杯した。
途中体が痛くなっても、我慢して走り続けてしまう。これが大きな反省点。もっと頻繁に休憩が必要。そういえば大観峰を出て、玖珠のコンビニでおにぎりを食べるまで信号で数回止まったきりだものなあ。これからの課題。
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