ウクライナのハリコフ2016年06月11日 21時47分

この前買ったウクライナのハリコフのフィルムカメラで撮ったフィルムが現像が終わったので、紹介します。
 一目見た印象が、色が偏っている、というものでした。ちょっと黄色が足りないかな?という感じです。写りは割といいです。
こういうのを撮るときはあまり感じませんが、家をを撮ろうとすると、55mmは相当望遠だと感じます。かなり後ろに下がらないと家が入りません。





で、左下のところに少し光線引きが出ています。カメラのせいなのか、フィルムの取り扱いのせいなのか、不明です。
スマホで横に撮ると、古墳が全体が入ります。28mmくらいですかね。

(スマホの写真)




(スマホの写真)



少しひずんで見えます。樽型ですかね。それと写真の傾き気になります。最後の方なので、散歩で疲れていたのかもしれません。それともピント合わせに気が行って、構えがおろそかになったのかもです。
今後は、フィルムを変えてみる(今回はおまけのフジの業務用24枚撮り)ことですかね。コダックあたりで撮ってみましょうか。
フィルターは一応UVフィルターを付けてあります。

ご覧の皆さんは、どういう印象を持たれましたでしょうか?

フィルムとデジタル2016年05月28日 12時22分

フィルムカメラを点検していたら、フィルムが入ったままになったのが何台かありました。そのうちNIKON FMに入っていたフィルム(富士フィルム PROVIA100F)を現像に出してみました。送ってきたデーターを見ると、ほったらかしにしていた割にはきれいでした。ちょっと青みがあるかなと思い、デジタルのデータを探してみたら、なんと2012年11月28日で、3年半も前のものでした。カメラに入れたまま、防湿庫に入れっぱなしでしたが、意外と劣化していませんでした。
写真は修整はしておらず、フィルムを現像したままです。ポジフィルム(スライドフィルム)なので、本当はもっとパット明るいはずなのですが、曇り空ということとフィルターなしということで、ちょっと色が悪いです。
比較に挙げたのは、リコーのコンデジのGRD3です。これも修正していません。

上がフィルム、下がデジタルの繰り返しです。
フィルム。

デジタル

フィルム

デジタル

フィルム

デジタル

フィルム

デジタル

フィルム

デジタル

いかがでしょうか?

あと、フィルムだけのデーターをアップしておきます。
これなんかきれいな色が出ていると思います。
灯篭のキラキラ感がすてきです。
銀杏の木の迫力がでました。
初冬の夕暮れです。
フィルムカメラ。nikomat ELが写っているので最近の撮影です。フィルムの残りで撮ったものだと思います。


フィルムも、スキャンしてデーターとして取り込めるようになったので(現像所がやってくれる)、便利になりました。
こうして使ってみると、デジタルの便利さは比較になりません。
でも、趣味としてはフィルムで撮る、というのもありかなあと感じる今日この頃です。





フィルターとレンズフード2016年05月16日 20時52分

注文していた品が届きました。フィルターとレンズフード。クロスはおまけです。


UVフィルターなんて買ったのは、本当に久しぶりです。デジタルになってから、ほとんどプロテクトフィルターというすどうしのガラスフィルターだけでした。レンズの保護用です。今回はフィルムカメラ用ですから、紫外線の影響を和らげるUVフィルターです。青空の影響で画面が青っぽくなるのを和らげます。それとレンズ保護用にレンズフード。

ライカ用ということで、スリットが入ってます。でもコピー品です。ライカをまねしたレンズが多いのです。それ用に安いアクセサリーがたくさん出回っています。

スリットが3カ所に入っていますが、この方向から見てわかるように、レンズが見えませんね。ということはスリットの影響はないということです。

おまけに昨日の露出計を、ストロボシューにつけてみました。ちょっとゆるゆるで、ボタンを押すと動くので実用にはなりません。何かにぶつけたら、壊れそうですしね。

これで一応、このカメラは完成です。あともう少し広角が欲しい気がしますが、安いのがあれば気にしておきましょう。
まだ1本目が少し残っていますので、撮り終わったら現像に出しましょう。どう写っていますかねえ。

単体露出計2016年05月15日 13時48分

この前買ったフルマニュアルフィルムカメラの露出計が、無いよりましという程度なので、単体露出計を使ってみました。

最近のはデジタル式ででかくて高いので、当時一番小さくて安いこれを選びました。使用頻度があまりないので、これでいいかなという感じです。

袋から出すとこんな感じ。裏にボタン電池が入っています。

フィルム感度を合わせて(一番下の窓、今はISO100)被写体に向けて、人差し指でスイッチを押す。

赤い針が止まるので、ギザギザを回して、緑の針を赤い針に重ねる。その時の上の数字(シャッター速度)と下の数字(絞り)の組み合わせカメラを設定します。組み合わせはいくつもありますから、その時の絞りを決めればシャッター速度が決まります。その逆もありますね。

ちょっと組み合わせがわかりにくいので、晴天の庭を図ってみました。中央の葉っぱのあたりを図ります。大体しかわかりません。

左窓のEV14が現在の光の具合。組み合わせも体内露出計とほとんど同じですねえ。250分の1秒で絞り8を選びましょう、という具合になります。

フィルムで撮る場合は、このようにいちいち測光して、それでカメラを設定して、撮影します。

デジカメなら、オートで撮れば、カメラが勝手にすべてを決めて撮れてしまいます。それで撮っているうちに、あれー?と思って来たら、カメラの設定に興味が出てきます。露出は奥が深いです。

マニュアルフィルムカメラ2016年05月14日 22時35分

ゴールデンウィーク中に風邪をひいて、どこにも行かなかったので、ネットでいろいろ見ていて、前からいいなと思っていたフィルムカメラをついポチッとしてしまいました。
ウクライナのハリコフ市にあるFEDという工場で作られたレンジファインダーカメラのデッドストック品を整備して販売しているものです。熊本市のギズモショップというお店で買いました。

カメラ本体にブラさげる金具がついていないので、こういうケースをオプションで販売していたので、追加で買いました。
750グラムあるのでずっしりしています。
上から見たところ。
レンズを拡大。上の数字は絞り。中は被写界深度。下が被写体までの距離。今は絞り8で距離が5メートル。ピントが合う範囲が大体8m~15mという風に読みます。
青色がフィルムの感度を合わせるところ。今はISO400にしてあります。右の台形の窓が露出計の数字。この数字を左上の白いところに合わせると、シャッター速度と絞りがわかります。今はちょっとずれていますけど。真ん中のギザギザのあるのが、フィルム巻き戻りシャフト。これを左に回すと飛び出てくるので、それをぐりぐり回してフィルムを巻き取ります。
左から、シャッター速度ダイアル。丸いのを引き上げて針をずらします。次がシャッターとまぎあげレバー。右上の数字がフィルムカウンター。真ん中の絵はフィルムの種類を表しているそうです。今はデイライト(普通のフィルム)にしてあります。

ということで、今日はお天気が良かったので、昼から少し家の周りで撮ってみました。まだ残っているので、撮り終わったらプリントしてみます。そしたらまたアップしますね。